今年はポルシェの６０周年（正確には６１年）ということでモントレーヒストリックフェスティバルのフューチャーカーはポルシェでした。数あるレジェンドポルシェの中で一番日本人に取って身近なレーシングポルシェはやはりカレラ６（９０６）でしょう。今年はいろいろな９０６が現れました。そのなかでも特にラングヘッグはその異様さで迫力満点です。ラングヘッグとはロングテールの意味です。ルマン２４時間レース専用に開発されたこのラングヘッグはサルテサーキットが持つ最長のユノディエールの直線での安定性と最高速度を出すために作られました。ラングヘッグはロングテールのみではなくフロントはロングノーズにもなっています。オリジナルと比べるといかに長いかよくわかります。